WinSCPでタイムアウト(セッション切れ)時の設定の変更方法を解説!

WinSCPのタイムアウト・セッション切れとは?

WinSCPを接続すると、「ネットワークエラー:接続がタイムアウトしました。」といった表示が現れます。

こういった状況を「タイムアウト」とか「セッションが切れる」と言います。

WinSCPのタイムアウト・セッション切れ時は、KeepAlive設定を変更しよう

WinSCPでSCP・FTP接続時、ファイルをアップロード後にアップロードしたり、ファイルを修正してしばらく時間をしてから接続したりする際に、タイムアウトで接続が切れることが、あり、その都度繋ぎ直しの必要がありました。

その時、使用していたサーバーはエックスサーバーでした。エックスサーバーは最もメジャーなサーバーですが、FTPで頻繁に切れることがあります。

タイムアウトになる度に、毎回繋ぎなおすのは非常に面倒くさい。こういったときは、KeepAlive設定を変更することで直ることがあります。

KeepAlive設定:ダミーコマンド送信の送信感覚を1秒に変更

WinSCPを起動した後に、自分が接続したいファイルを選択します。そして「編集」をクリック。

接続情報を編集できる画面になったら、ウインドウ右側にある「設定」をクリック。すると、「高度なサイトの設定」というウインドウが開かれます。

「接続の保持」の枠内にある「ダミーコマンドを送信」の「送信間隔」はデフォルトだと30秒になっています。

WinSCPのダミーコマンド

ここを1秒に変更します。

WinSCPでタイムアウト(セッション切れ)時の設定の変更方法を解説まとめ

接続の保持 > ダミーコマンドを送信 > 送信感覚 を1秒

上記の通り、設定を変更すると、FTP接続が上手く行くことが多いです。

この方法はKeepAliveとか言われるており、WinSCPからサーバーに定期的にダミーパケットを送るというものです。1秒に一回WinSCPから「接続いますよー」という信号を送るイメージです。

今回の方法でも上手く行かない場合は時間をおいてやり直すか、WinSCPで保存しているログイン情報をイチから作り直して再度試してみると上手く行くことがあります。

 

以上、WinSCPでタイムアウト(セッション切れ)時の設定の変更方法について解説しました。

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