Index Match関数を使ってあいまい検索をする方法を解説

Index Match関数を使ってあいまい検索をする方法を解説します。

Index Match関数は、指定した範囲内であいまいな条件に一致する値を検索し、対応するセルの値を返すことができます。

具体例として、以下のような商品リストがあるとします。

A B C
001 Apple Juice $2.50
002 Orange Juice $2.75
003 Grape Juice $3.00
004 Apple Cider $3.25
005 Orange Cider $3.50

このリストから、商品名を部分的に検索して一致する商品の価格を取得する例を見てみましょう。

まず、セルD1に検索条件として「Apple」と入力します。そして、セルD2に以下のIndex Match関数を入力します。

=INDEX(B:B, MATCH("*"&D1&"*", A:A, 0))

この関数は、指定された範囲A:A(商品コード)で、セルD1の値(検索条件)に部分一致する値を検索します。部分一致のために、”*”(ワイルドカード)を使用しています。

関数の結果、セルD2には「Apple Juice」と表示されます。

同様に、セルE2に以下のIndex Match関数を入力します。

=INDEX(C:C, MATCH("*"&D1&"*", A:A, 0))

この関数は、指定された範囲A:A(商品コード)で、セルD1の値(検索条件)に部分一致する値を検索し、対応する価格(範囲C:C)を取得します。

関数の結果、セルE2には「$2.50」と表示されます。

このように、Index Match関数を使うことで、あいまいな検索を行い、対応する値を取得することができます。セルD1の検索条件を変更することで、他の商品の価格を検索することも可能です。

コメント