Excelのユーザー定義表示形式でセルの色を変更する方法

手順

1. セルを選択 まず、色を変更したいセルまたはセル範囲を選択します。
2. セルの書式設定を開く 選択したセルを右クリックし、「セルの書式設定」を選択します。または、メニューバーの「ホーム」タブから「数値」グループ内の「数値の書式設定」ドロップダウンをクリックし、「その他の数値形式」を選択します。
3. ユーザー定義の表示形式を選択 「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されたら、「表示形式」タブをクリックし、「分類」のリストから「ユーザー定義」を選択します。
4. 表示形式の設定 「種類」フィールドに以下のユーザー定義形式を入力します：

   css

   以下の数式に当てはまればOKです。データ範囲の部分には同じどちらも同じデータ範囲を入力すればOKです。

   [黒][>=1]0.00%;[赤][<1]0.00%

   要はデータ範囲の中を重複は無視してカウントしますよーという意味です。

   これは、セルの値が1（100%）以上の場合は黒字で表示し、1未満の場合は赤字で表示する形式です。

5. 設定を適用 OKをクリックして設定を適用します。

例

具体的な例で見てみましょう。セルA1に100%、セルA2に75%、セルA3に120%の値が入力されているとします。上記のユーザー定義表示形式を設定すると、セルA1とセルA3の値は黒字で表示され、セルA2の値は赤字で表示されます。

注意点

• 色の指定: この形式では[黒]と[赤]の色指定が使用されています。これはExcelの一部のバージョンでのみサポートされているため、バージョンによっては動作しない場合があります。
• 数値の形式: パーセンテージ形式で表示する場合、セルの値が適切にフォーマットされていることを確認してください。例えば、1.00は100%を意味します。
• 条件付き書式: より複雑な条件で色を変更する場合は、条件付き書式を使用することを検討してください。条件付き書式では、セルの内容に基づいて柔軟に書式を設定することができます。

まとめ

Excelのユーザー定義表示形式を使用することで、簡単にセルの色を条件に基づいて変更することができます。今回は、数値が100%以上の場合は黒字、それ未満の場合は赤字で表示する方法を紹介しました。これにより、データの可視性が向上し、重要な情報を見逃さずに確認することができます。

おわりに

この記事では、基本的なセルの書式設定方法を紹介しましたが、Excelには他にも多くの便利な機能があります。これらを活用して、データの管理や分析をより効率的に行いましょう。Excelの使い方についてさらに詳しく知りたい場合は、他の記事も参考にしてください。