多くの人がプログラミング学習に使っている、Progateとドットインストール。
ネットで調べてみると、
- 「Progateの方が簡単でおすすめ!」
- 「ドットインストールの方がいい!」
と、みんな色々なことを言っていますよね。
「これからプログラミングを勉強したいけど、結局どっちを使えばいいのか分からない…。」
と迷っている人も多いと思います。こういった悩みの解決になればと思います。
まず、それぞれのメリット・デメリットを比較してみます。
Progateのメリット
環境構築、エディタが不要
Progateの大きなメリットは、環境構築やエディタの準備が不要な点です。
プログラミング初心者の方は,
「環境構築ってなに?難しそう、、。」
という感じだと思います。
環境構築というのは、自分のパソコンでプログラミングをするための準備です。
スポーツに例えると、わかりやすいでしょう。
いきなりサッカーをしようと思っても、何も準備しないで試合をすることはできませんよね。少なくともサッカーコートを作って、ゴールを準備して、ボールを用意しないといけません。
プログラミングでも同じです。プログラミングをする時は、自分パソコン上で開発環境を構築し、エディタを準備しなければいけません。
これが初心者にとっては最初の難関でもあり、ここでつまづく人も多いようです。しかしProgateではサイトにコードを書く準備が最初からできているので、環境構築しなくてもスムーズに学ベます。
初心者でも理解しやすい
Progateはサイトがモダンで、内容がわかりやすいです。プログラミングの単元ごとに、イラストが豊富なスライドで説明がされているので、プログラミング初学者でも簡単に理解できます。
間違えた時でもエラーが発生しないので、ゲーム感覚でスイスイ進められます。
自分ペースで進められる
Progateは自分の好きなペースで学習ができます。スライドを読みながら学んでいく形式なので、自分が理解できたと思ったタイミングで次に進むことができます。
自分の学習記録をシェアすることもできるので、モチベーション管理もしやすいですね。
Progateのデメリット
環境構築が学べない
環境構築がないのは、デメリットでもあります。なぜなら実際に仕事などでプログラミングを使う際に、環境構築は避けて通ることは出来ないから。
最初は環境構築を飛ばして学習してもいいですが、いずれは学ばないといけないものです。これからプログラミングを仕事などで使うなら、Progateを終えたあとに自分で環境構築を学ぶ必要があります。
コースが少ない
Progateは学習できるコースが少ないのがデメリットです。Progateで学習できるのは、HTML, CSS javaScript, Rubey, PHP, Pythonなど。コースは全15コース、82レッスンです。
これは、他のプログラミング学習サービスと比べて少なめです。初心者にとっては問題ありませんが、学習を進めていって他の言語をやりたくなった時に物足りないかもしれませんね。
質問が出来ない
Progateには質問対応がありません。そのため、分からないことがあったときに自分で調べなければいけません。
しかしネットで検索したり、市販の本で解決できることも多いので、大きな問題はないと思います。
ドットインストールのメリット
環境構築、エディタの使い方を学べる
ドットインストールは、環境構築やエディタの使い方から動画で学べます。Progateと違い、ドットインストールは動画を見ながら、実際に自分のパソコン上でエディタを使ってコードを書いていきます。
そのため、プログラミングをやる上で必須の環境構築を、実際に自分のパソコンで手を動かして覚えることができます。最初に環境構築を終えてしまえば、あとあと楽になるので良いですね。
コースが豊富
ドットインストールは扱っている言語が多いのも特徴です。HTML, CSS javaScript, Rubey, PHP, Pythonなど、Progateで扱っている言語に加えて
Unity, SQL, Vue, Reactなどもあります。
レッスンは全445レッスンあり、動画は6,695本もあります。色々な言語に触れてみたいという方には良いですね。
質問が出来る
プレミアム会員になると、個別に質問することが出来ます。
初心者だと身近に質問できる人がいないことが多いと思うので、これは嬉しいです。
遠慮せずにどんどん質問をして、活用していきましょう。
ドットインストールのデメリット
Progateより難しい
ドットインストールはProgateよりも内容が少し難しいです。しかし難易度にそこまで大きな差はないので、好きな方を選べば大丈夫です。
ドットインストールをやってみて「少し難しいな」と感じたら、Progateをやってみることをおすすめします。
言語のバージョンが古い
全体的に動画のバージョンが古いので、最新のものに対応していない可能性があります。
プログラミングは変化が早いので、なるべく最新のもので勉強をした方が良いです。動画の更新日が明らかに古いものは、Progateや本など代わりのもので勉強した方がいいかもしれません。
説明が分かりづらい
実際にドットインストールの動画を見てみるとわかりますが、説明が少しロボットっぽい声で単調です。しかも、解説が少し早口です。
そのせいもあってか、説明が分かりづらいという声が多いようです。初心者にとっては着いていくのが少し大変かもしれません。その場合は、Progateなら自分のペースで進められるので安心ですね。
初学者はドットインストールよりもProgateがおすすめ
以上、それぞれのメリットとデメリットを比較してきました。ここから言えるのは、初学者はドットインストールよりもProgateがおすすめです。
主な理由は、環境構築やエディタ不要、自分のペースで進められることです。パソコンを触るのになれていない人にとって、いきなり環境構築はかなり難しく感じます。
普段からパソコンを触り慣れている人なら大丈夫かもしれませんが、苦手意識がある人はProgateからやってみましょう。
特に最初の準備でつまづくと、「やっぱり自分にはプログラミングなんてできない…。」
と自信を失ってしまうので、Progateである程度の基礎がわかってから挑戦してみるのがおすすめです。
Progateは自分のペースで進めることもできるので、初学者でも焦らずゆっくりと学習できます。最初は「できる感覚」を掴むのが大切なので、マイペースに進めていきましょう。
ドットインストールはProgate学習後にすべき理由
ドットインストールはProgate学習後するのがおすすめです。
理由は以下の2つです。
- いきなりドットインストールは、覚えることが多すぎて混乱する
- Progateで基礎をわかってからの方が、理解できる
いきなりドットインストールは、覚えることが多すぎて混乱する
初学者がいきなりドットインストールからやると、覚えることが多いです。
まず環境構築とエディタの準備をしなければならず、ここでかなり疲れます。
さらにレッスンの数が多すぎて
- 「どれをやればいいのかわからない…」
- 「動画の数が多すぎる…」
とやる気が下がってしまうかもしれません。
Progateは環境構築もないし、コースの数も少ないので、楽しく進められます。
まずはProgateでプログラミングに慣れましょう。
Progateで基礎をわかってからの方が、理解できる
上にも書いたように、ドットインストールは内容が少し難しいです。初学者には、Progateである程度の基礎を頭に入れてからドットインストールをやってみるのをおすすめします。
その方が、動画の内容がスムーズに頭に入ってくるでしょう。
ドットインストールよりもUdemyの方が良い理由
ここまでドットインストールとProgateを比較してきましたが、ドットインストールよりもUdemyがおすすめです。
理由は以下の3つです。
- 一回購入すれば後は見放題
- プロの講師が多く、わかりやすい
- 30日以内なら返金も可能
一回購入すれば後は見放題
Udemyはサブスクではなく、一回購入すれば後は無料で見放題です。ドットインストールのように毎月料金が発生することがないので、安心です。購入から何ヶ月か経った後でも、復習したいと思ったら無料で観れるので、とても便利です。
プロの講師が多く、わかりやすい
Udemyの講師は分野ごとのプロフェッショナルが担当しています。しかも、ドットインストールのようなロボットっぽい音声ではないので聞き取りやすく、理解しやすいです。
ドットインストールの解説が合わないという人は、Udemyがおすすめです。
30日以内なら返金も可能
一回購入した講座でも、30日以内なら返金も可能です。返金ができるので、「買った後に思っていたのと違って後悔、、」なんてこともありません。
興味がある講座があれば一回購入してみて、お試しができるのは良いですよね。
Progateとドットインストールはどっちがおすすめ?まとめ
以上をまとめると
- 初学者はProgateがおすすめ
- Progate学習後は、ドットインストールよりもUdemyがおすすめ
初学者は学習を継続することが大切なので、つまずかないように簡単なところから進めていきましょう。
結論として、Progateを学習後Udemyを勉強するのが、一番理解が早いです。
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