「WindowsとMacはどちらの方がいいのか?」について解説している記事は多くあります。昔よりMacを使っている人が少しずつ増え、電車やカフェでもMacで作業をしている人をよく見かけるようになりました。
- 「WindowsからMacに乗り換えたい」
- 「今まではWindowsを使ってきたけど、Macに乗り換えようか悩んでいる」
という人も多いのではないでしょうか。
この記事では、「WindowsからMacに乗り換えて困ること、メリット・デメリット」について解説します。
- 「結局どっちがいいのかよくわからない」
- 「それぞれのメリット・デメリットを知りたい」
このような悩みの解決になればと思います。
WindowsからMacに乗り換えて困ることはある?
WindowsからMacに乗り換えて困ること、その解決法を解説します。
USBがささる場所がない
Windowsは本体にUSBを挿入できますが、Macには挿入する場所がありません。MacにはUSB TypeCの差し込み口しかないので、USBをさすためにはUSB TypeC変換アダプターが必要になります。
そのため外でUSBを使ってデータを移したりしたい場合は、常に変換アダプターを持ち歩いておく必要があります。
VGA端子をさす場所がない
プレゼンや会議などで、PowerPointで作成した資料やパソコンの画面をプロジェクターで写す場合、VGA端子で接続する必要あります。必要な時に、USB TypeCからHDMI、VGAへの変換アダプターを用意すれば大丈夫です。
CDを入れるところがない
MacにはCDや DVDを入れる場所もありません。CDからデータを取り込んだり、DVDの映像を見たりしたい場合は、外付けのCD/DVDドライブを使わなければいけません。
このようにMacの場合は、変換アダプターや外付けドライブといった周辺機器がWindowsよりも必要になることがあります。WindowsからMacに乗り換えた時に少し面倒に感じると思いますが、必要な時に準備すれば問題ありません。
windowsからmacに移行するメリット
Macのデザインがかっこいい
WindowsとMacのデザインの違いは大きいですよね。Macの余分なものがなく洗練されているデザインは、多くの人に人気があります。シンプルで美しい見た目が好きな方は、Macにした方が気持ちが高まるでしょう。
しかしWindowsでも洗練されたデザインのものもあるので、機能面でMacが使いにくいという方はそちらを調べてみると良いでしょう。
Macブランドで気分がウキウキする
Macプランドの力はかなり強く、Macを触っていると自然に気分が上がるという方も多いでしょう。気分が上がれば作業も捗りますし、カフェやコワーキングスペースで開きたくなる魅力がありますよね。Appleのブランド性が好きな方や、ウキウキで作業したい方にはMacがおすすめです。
他のアップル製品は連携ができる
MacはiPhoneやiPadなど、他のアップル製品と連携ができます。これはとても便利でMacを使う大きなメリットといえます。
AirDropという機能が本当に便利で、写真や動画をiPhoneからMacに移動するのがとても簡単にできます。もちろんMacからiPhoneに移すのも可能です。他にはiCloudを使ってメモや写真、連絡先やカレンダーなどを同期することができます。
iMessageやFacetimeではMacとiOS(iPhoneやiPad)間でメッセージやビデオ通話ができたり、他の端末で入力したパスワードを記憶して自動で入力してくれる、キーチェーンという機能もあります。
他のアップル製品を使っている人はぜひMacに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
Web系エンジニアには
Web系エンジニアにはMacがおすすめです。具体的にはWebデザイナー、コーダー、iOSアプリの開発などを仕事にしている方です。
MacにはWindowsよりも優秀なCMS(カラーマネジメントシステム)が搭載されており、色が綺麗に表示されるので、デザイン系に向いているからです。
そしてiOSアプリ開発に使われるSwiftというプログラミング言語は、Windowsでは動かないからです。不可能ではないのですが、Windowでは手間がかかります。
さらにMacはRetinaディスプレイというApple社の高画素ディスプレイが使われていて、画面が美しい、目が疲れにくいというメリットもあります。
Macはアプリインストールが簡単
Windowsよりもアプリインストールが簡単にできます。パソコンを使う上ではアプリのインストールは必要不可欠なので、これがより簡単にできるのは良いですね。
アプリを簡単にインストール・削除できる
Windowsよりもインストール・削除が簡単にできるのでストレスが少ないです。インストールや削除が簡単にできるのも、Macが使いやすいと言われる大きな理由です。
トラックパットの操作がwindowsと違う
Macはwindowsよりもトラックパッドの操作性が高いです。iPhoneの画面を2本指や3本指で操作するのと同様に、Macのトラックパッドも複数の指で操作することができます。慣れてくると直感的に滑らかな操作ができるので、マウスがなくても不便に感じることがありません。
MacはWindowsよりも軽い
普段パソコンを持ち運ぶことが多いのであれば、Macがおすすめです。
Macbook airは1.29kgと軽く、持ち運びに非常に便利です。ただ最近はWindowsでも1kg程度の軽いものが多くなってきているので、比較してみるのがおすすめです。
windowsからmacに移行するデメリット
値段が高い
Windowsは安いものだと新品でも2~3万でも買うことができますが、Macは新品のものだと10万くらいはします。
なので、あまりお金をかけずにパソコンを買いたいという方にはWindowsがおすすめです。しかしWindowsの安いものだとスペックが低く、できることが限られるという欠点があります。
それなりの機能を求めるのであればWindowでもある程度高いものを買う必要があるでしょう。
同価格帯のWindowsよりも性能が劣る場合がある
同じスペックでの価格を比較すると、MacよりもWindowsの方が安いです。
Macはブランドに価値があるため、その分高いのは仕方がありません。特にMacにこだわりがない、同じことができるなら安い方がいいという方にはWindowsがおすすめです。
OSの更新頻度が低い
Windowsは頻繁にOSのアップデートをしますが、MacはOSの更新頻度が低いです。
Windows専用アプリはMacでは使えない
Windows専用アプリを頻繁に使う場合はMacに乗り換えると困るかもしれません。Macに乗り換えたいのであれば、代わりとなるアプリを探す必要があります。
でもどうしてもMacでWindows専用のアプリを使いたいなら、MacにWindowsのOSを入れるという方法もあります。
会社のWindowsパソコンと違うと使いずらい
会社でWindowsを使っている方は、Macだと使いづらいかもしれません。WindowsとMacでは基本的な操作で違うものがあるからです。
でも最近はWindowsとMacで操作が同じアプリが多くなってきています。具体的にはMicrosoft Office、Dropbox、Evernoteなどは、どちらでも操作がほぼ同じです。
ただOffice系のソフトはMacだと動作が少し重いので、Officeを多く使う人はWindowsが良いでしょう。
キーボードの操作がwindowsと違う
今までWindowsをメインに使っていた人や、Windowsの操作に慣れている人はMacでのキーボード操作はやりづらいかもしれません。
なぜなら、キーボードの配列やショートカットキーが異なるからです。例えばよく使われる「コピー&ペースト」のショートカットキーも、Windowsでは「Ctrl+C→Ctrl+V」ですがMacでは「command+C→command+V」となります。これだけではなく、他にも異なるものが多くあります。
まとめ
本記事では、「WindowsからMacに乗り換えて困ること、メリット・デメリット」を解説しました。一概にどちらの方が優れているということはないので、仕事かプライベートか、使う環境や目的などを考えた上で、自分にあった方を使うのが一番でしょう。
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